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Please unfriend me

2015年12月に、スタバのクリスマスシーズン用カップのデザインが「赤の無地でクリスマスらしくない」という話題がアメリカで論議を呼びました。

論議自体は日本では「どっちでもいいじゃない」っていう感じですが、Facebookの書き込みの中にちょっと面白い言葉を見つけました。

Christian friends, if you are going to be upset over red holiday cups that never had Christian symbols on them to begin with and not being wished a Merry Christmas at stores? If you think this is persecution? Please unfriend me. Make sure that you message me and tell me why. Peace and goodwill to all! (クリスチャンのお友達へ。スタバのクリスマス用の赤いカップは、これまでもクリスマスの柄はついてなかったのですが、店に行って「メリークリスマス」の挨拶もないと腹を立てる人、これを宗教的迫害だと思う人、そういう方はどうぞ私を「お友達リスト」から外してください。でも必ずメッセージ下さいね。そして理由も書いてください。では皆さまに平和と幸せが訪れますように!)

unfriendという言葉を動詞として使っているのが新鮮でした。
unfriend: to remove (someone) from a list of designated friends on a person’s social networking web site

Unfriendのほか、defriend も使われるようです。前者は2003年、後者は2004年から使われるようになったそうです。意味は、SNSの友達リストからある人を削除することです。
友達になるのも簡単ならやめるのも簡単、just one click of a buttonですね。

ちなみに ‘unfriended’ はhaving no friends(友達がいない)という形容詞だそうです。
こういった使い方は、これまでfriendを名詞としてしか使ったことがなかった私にはとても新鮮な驚きでした。

  - He was proud to call himself ‘the friend of the unfriended poor’.’  
  (彼は自分を「友達のいない貧しい人の友」と呼ぶことを誇らしく思っていた。)

 ‐The island is perhaps the most ‘remote, unfriended, melancholy, slow isle’ of all the British possessions. (その島はおそらく英領の中で、一番遠くて孤立し、陰鬱でゆったりした場所だ)

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