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Cloud nine

Cloud nineの意味は、
a state of happiness, elation or bliss; a feeling of well-being (幸せ、いい気分)

使い方は
– He was on cloud nine for days after she agreed to marry him.
– I’m still on cloud nine weeks after winning the championship.

由来は諸説あるようですが、1950年ごろに生まれた慣用表現で、アメリカの気象庁*の雲の分類で、
cloud nine は積乱雲/入道雲を表し、この雲が地上 9000~12000mという高さまで達するので「気分が高揚している」という意味を表すとか。ふわふわと上空を行く雲から「気分がうきうきしている」の意味を表すという説もあります。

Cloud nineと似た表現に seventh heaven: 第七天国(イスラム教やユダヤ密教で「神のいる所」)があります。
– Ann was really in seventh heaven when she got a car of her own.

その他、“9”にまつわる表現をいくつか
– dressed up to the nines: 最高に着飾って
– nine-days’ wonder 一時話題になって、すぐに忘れ去られるものごと
– A wonder lasts but nine days. 人の噂も七十五日
– nine-to-fiver: 勤め人, サラリーマン。残業などしない人
cf. a clock-watcher: an employee who checks the time in anticipation of a break or of the end of the working day.

‘9’で思い出すのは救急連絡番号(110、119)です。 ダイアル電話を知らない世代にはピンとこない話ですが、日本の警察や消防に緊急連絡をするとき、ダイアルの「9」や「0」は戻るのに時間がかかるので、まずすぐに戻る「1」を2度回し、最後に「9」や「0」を回して一息つけるように、110と119が選ばれたと聞いたことがあります。

一方、アメリカの911(nine-one-one)は順番が逆で、先ず「9」を回して落ち着いてから「1」を回すのでしょうか。ちなみにイギリスは警察、消防、救急すべて共通で999(nine-nine-nine)オーストラリアは000だそうです。戻るのに時間がかかりますね。日本の発想と真逆です!

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